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白川夜船のセレベス海

某日、シャム湾よりセレベス海に抜け東南アジアと東アジア海域の接合地点を回遊し狩りを行う.

定番中の定番の狩場、海賊としては三流の仕事ではあるが獲物も少ないこのご時世、
そうそう体裁ばかりを気にしては居られない.

釣果はそれなり 幾らかの端金と時代遅れの「コショウ」なんかが詰め合わされた菓子折りを頂戴する.

中には活きの良い獲物も居り、停船勧告を無視して逃走を図る商船もあったが、
ヴォルカン砲による威嚇射撃を見せると漏れなく二束三文の菓子折りが此方の額目がけて投げ付けられてくる.

僅かばかりの釣果を確認しつつ、

これじゃ私掠屋として商売上がったりだ

と友人面々に悪態を付く.


私掠海賊…

海賊・・・ねぇ.

洋上掠奪でさしたる利益も上げられず、かといって国の為に戦う場すら与えられていない我々は果たして「海賊」か?


ジャカルタ界隈で国の「名誉」を賭けた艦隊戦に興じるのも悪くはないが、

局地的な勝敗なんて国って視点からみりゃ鼻糞のようなもんである.

武人魂なんぞ母の胎に置き忘れてきたバルナバにとっては遠い場所である.

考えてみりゃ皮肉な話、敵船を追跡、捕捉、撃沈せしめる研鑽を積み、日々牙と爪を研ぐ我々に
「海賊」としての戦いの晴れ舞台は用意されていないのであるから.

富豪様同士の金貨の投げ合いだけで国の趨勢が決まるっていうんじゃいよいよもって

「私掠屋」ってなんなんだよ と.

まあ、事此処に及んで私にも意地がある.

白ネに戻る気は毛頭ないが、

それでも「私掠(オレンジ)」を演じる事に対する張り合いってものが欲しい所である.


そんな話を不貞腐れながら垂れ流す事暫し、

右舷に小ぶりな冒険船と思しき船を発見.
即座に転舵し、追跡を開始.

速度は此方が優位、徐々に距離を詰めると船種は「ゴールデンハインド」と確認出来た.


あー…いやな予感するわ、これ


似たような状況で「十面埋伏陣」を仕掛けれた経験が星の数、なバルナバである.
周囲警戒するが、「ゴールデンハインド」の僚艦と思しき船影無し.

海域検索すると、白々しいほどご丁寧に他鯖からの来訪者が5人.
漏れなく海事職の全レベルカンスト様である.

まあ、話の肴くらいにゃなるか 

と軽い気持ちで「ゴールデンハインド」を捕捉、交戦に持ち込む.

状況から察するに、援軍要請だして5人で袋叩きにする腹つもりだろう.


我が愛船サーヴェイフリゲート「ねしょうがつ」は遠距離砲撃戦を是とする砲艦であるが、

呑気に砲の撃ち合いなんぞした日にはたちまち四方囲まれての撃沈は目に見えている.

ここは出たトコ勝負で接近戦、白兵回避からの首相撲でケツにぶち込むか
白兵切り込まれたら甲板戦での電撃戦で行くしかないと判断.

「重量砲撃」「速射」発動し、足を殺しに掛かるが敵船も「重量砲撃」発動.

両者、大きく速度を失うが船速で此方に分があり徐々に距離を詰め、
敵船の一斉射を往なした後に転舵、船首を敵船に寄せる.

さあ、仏が出るか鬼が出るかの接近戦.
白兵回避は不発で白兵戦開始.

白兵値の確認をする間もなく敵船長が此方の甲板に乗り込んできた.

角の生えた兜に得物は「戟」.手には愚者と思しき金色の手袋に甲板屋御用達のナントカローブという出で立ち.

まあ、帆船乗ってる奴が素直に白兵許したってことは「そういう事」なんだろう.

警戒を強めるが、バルナバは100ブーツに全裸、アイアンミトンにピータパンみたいな帽子、カッツバルゲルという装備.

甲板ド素人でも分かるくらいのピンチである.まあ、まともに戦って勝てる訳がない.

一縷の望みを託して、麻痺系テクを連発すると抵抗する事もなく縄に掛かる「ゴールデンハインド」船長…

そういう趣味でもあるんだろうか と訝しむが、まあ、削れるうちに体力を削る.


バルナバの体力は麻痺テク連打の為、回復剤は使用せずなので5割程度
対する相手は麻痺3連打の間、殴られ続けてたものの体力6割を残していた.

取り敢えず、まともな殴り合いは避けてカッツの間合いを維持しつつ、敵の槍の射程には入らないよう彼我の距離を調整し敵の体力を奪う.
その後も、一進一体の攻防が続くが敵さんどうやら「状態異常回復」のアイテムは忘れてきたらしく、

最後は蜂の毒に倒れるという結末.

どうにか勝ちを拾うには拾えたが、辺りを見渡すときっちり討伐屋4名に囲まれるという有様…

電撃戦を仕掛けたまでは良かったが、甲板で仕留めるのに時間を取られた過ぎた様子.
なんとも締まらない失策である.

付近に港もなく逃げ果せるとは思えない状況

さて どうしたもんか と思案する間もなく討伐屋側から交戦を仕掛けてきた.

敵の艦隊は旗に追従せずバルナバの四方を囲む形で布陣しており、正に万全の体制での仕掛けであった.


今日日金魚のフンみたく追従して旗艦から離れん奴が多い中、なかなか良く出来た仕掛け方するもんだなぁ と呑気に感心.

が、残念ながらここでバルナバ、完全にスイッチが入る.



外洋の戦いってやはりこうでなくては、と.

この「お前絶対逃がさないぜ」って魂胆ひしひし飛んでくる仕掛け方、大いに気に入った!

港付近回遊してりゃ出会えるって種の敵ではないと判断し、

先刻まで「私掠屋」の置かれた情けない現状に不貞腐れてたものが一瞬で吹き飛び完全にヒートアップ.


退屈で骨抜きに成り掛けてたところでのこの冷や水、
実に宜しい.興が乗ったという奴である.

バルナバを中心点に東西南北にオスマンガレアス2隻とナントカペみたいな帆船が2隻(いい加減、船の名前覚えないとなぁ)

帆船は重量砲撃発動しての船首砲連打、オスマンガレアスは「直撃阻止」「回避」「接舷」垂れ流して殺到.


敢え無く2隻のオスマンガレアスに退路を断たれるが、

ここで恃みの「白兵回避」が発動、2隻の間をスルスルと抜ける.
が、リング外への最短距離を取ろうにも後方に位置するナントカぺAが船尾を捉えており迂回を強いられる.

その間に再度殺到するオスマンガレアスに距離を詰められるという展開を繰り返す.

白兵へ持ち込まれる事も何回かあったものの抜け運に恵まれて、1ターンで脱出できていたのは僥倖である.


しかして、錬度の高い艦隊だなぁ と改めて感心.

オスマンガレアス2隻で白兵狙うってのは定石だけど、ナントカペAとBの位置取りが適切で常に船首と船尾を捉え続けており此方の逃げ道を潰してくるのである.

いあいあ 絶対絶命であるが何故か楽しいから不思議.

今日日「よろ^^」とか抜かしてくる討伐屋が多い中ここまで殺伐と淡々と狩りに来られては滾ってくるものがある.

敵同士が認め合うってのはこういうトコで生まれるんだろうな
よろ^^ とかいう無粋な文句は蛇足なんだなぁ と改めて.

しかし、詰めが甘かったのか1隻と侮ったか.
副官船・海軍船の召喚をしてこなかったのはバルナバにとって僥倖であったと言える.

無理な接舷を試みたオスマンガレアスの1隻が白兵回避を掴み損ねて、あろうことかそのまま反転し船尾を晒したのである.

特殊機雷を踏んで大浸水状態のままケツにぶちこまれてオスマンガレアスAが撃沈.

( д) ゚ ゚

撃った本人がこの驚き様であったので敵艦隊に走った衝撃は更に大きいものであったろう.

包囲網の一角を欠いた隙を付いて「急加速」発動し逃走を試みる.

猛追するオスマンガレアスBも大浸水の為、思うように速度が出ず彼我の距離はどんどん離れ

どうにかリングアウトに成功.


1隻と侮った貴殿らの負けだ!! 次は10隻で来るんだな!!!


と決め台詞を残し颯爽と撤退.


・・・しようとした矢先にバルナバ、クラーケンに捕まる・・・


最後の最後で一帯がほんのりとした笑いに包まれたのがやや心残りであった…



プロフィール

balnaba

Author:balnaba
戦争を題材にした娯楽全般を好むが、特段争い事が好きな訳ではない.
あくまで思考体操の題材として「戦争」が好題だというだけの話.

基本的に平和主義者('、з)っ⌒っ

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